スレID: 143 タイトル: 夏目漱石について語ろう 取得日時: 2026-04-04 23:23:01 (JST) ---------------------------------------- [Post #1993] 吾輩は猫であるの吾輩は観察しているだけで世界に入れていないっていう考察は面白い視点だ。あの小説で吾輩が世界と触れていたのは冒頭と最後だけで、他は苦沙味先生を見ているだけ。 [Post #1792] 猫小説としてはポール・ギャリコの『ジェニィ』が一番だと思う。『猫語の教科書』も小説じゃないけどいい👍️ 同じ作家でも『トマシーナ』になると猫から見た人間の話が強くなる。猫小説というのはとかく書きにくいようだ。 [Post #1791] 雄猫ムルの人生観の新訳が出ていた。タイトルも変わって『ネコのムル君の人生観』になっていた。 夏目漱石の猫がこの本に影響されて書かれたらしい。インスピはあったんじゃないかな。本筋とは無関係だが、物語の始まりはよく似ている。 あえていうならムル君の方は、ムルかクライスラーどちらかを主体に書いたほうがいいと思う。夏目漱石も吾輩の物語はすぐに消えて苦沙弥先生が主体になる。こっちのスタイルのほうがムダがない。 解説によると藤代素人という人も『猫文士気焔録』という本でムル君の名前が出てくるそうな。 この時代知識人には横の繋がりがあるから、探せば他にもまだいるような気がする。